小宮勝昭 Katsuaki Komiya
(Drummer / Percussionist)
1968年生まれ、東京都出身。ザ・ビートルズ、レッド・ツェッペリンを聴いて音楽に目覚め、高校一年でドラムを始める。
大学在学中よりさまざまなセッションに参加、卒業後つのだ☆ひろ氏に師事、独自のグルーヴ理論を学ぶ。
音楽活動と並行して1994年より日本唯一の打楽器専門誌『リズム&ドラム・マガジン』編集部に所属、2001年1月〜2012年3月まで(11年超!)同誌編集長を務める。また同時期に『パーカッション・マガジン』を新たに立ち上げ、さらに映像作品、スティーヴ・ジョーダン『the groove is here』やマノロ・バドレーナ『All That Percussion!』など、多数を手掛ける。
退職後は演奏家として、ドラム・セットのみならず、ジェンベなどの民族打楽器も駆使する独自のスタイルで、即興〜ジャズ〜ロック〜歌ものまで、さまざまなフィールドで活動。共演歴も女性ヴォーカル・ユニット〜ロック界の重鎮〜アンダーグラウンド・ジャズ/ロックの俊英など多岐にわたる。
個人の作品として『ドラムで一番大切な“グルーヴ”と“音色”を体得する本』(2012年)、『すぐに使えるドラム・ソロ・ネタ帳』(2015年)、ドラム映像3作品『ハイハット演奏法』『スネア・ドラム演奏法』『ベース・ドラム演奏法』(2015年)、『自然に・自由に・手足が動く! “ドラム脳”のつくり方』(2019年)、『至宝のジャズ・ドラムを聴け!』(2022年)、『革新の天才ドラマー リンゴ・スター研究』(2022年)、『ドラム・インプロヴィゼーション』(2023年)を発表。
自身のバンド/ユニットの作品としては、ロック・トリオ、wetsの『wets』(2005年)、ギター&ヴォーカルの小倉英樹とのduo、“かんぱち”の『8 YEARS』(2016年)をはじめとする4作品、故・高橋“Nish”コージ、じゃいあんとのトリオ、立体緊張’s『不撓不屈』(2021年)などをリリース。
最新作としては、ギタリスト、臼井康浩とのduo即興演奏のライヴを収録したアルバム『undulation』をVinylのみでリリース(2024年)し、日本のみならず、海外でも高評価を得ている。
現在はPIPERの山本圭右、山本耕右を擁する土偶崇拝やDIRE WOLFなど、多数のバンドでも活動。2024年のPIPER中国ツアー(北京、上海、深圳、厦門、香港の5都市を回る)にドラマーとして参加。Blue Note北京、Blue Note上海への出演を果たす。現在は、ソロ・ドラムスでのパフォーマンスも積極的に行っている。
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